今回ご紹介するのは…
カーテン探しに初めて来店されたお客様
「カーテンを検討しているけれど何を選んでいいのかわからない」
こうしたいという漠然としたイメージはあるものの悩まれているご様子でした。
そこで私は提案しました。
「ならば今決めなくてもいいと思います。引っ越ししてから決めましょう!」
その時のお客様のホッとした表情が印象的でした。
そう、引っ越しを控えている皆さん!
カーテンは引っ越しまでにつけなければならないと思ってませんか?
でもどうやって決めていったらいいか迷うお客様がとても多い
プロのインテリアコーディネーターがついていたらお任せできて安心だけれど、ご自身で選ぶのはとても難しい。
それは何故かというと・・・
出来ていない建物に家具や照明や壁紙などのインテリアを想像しながら選ばなければならないなんてプロだって悩むのに
お客様だけで選ぶのは至難の業、結局のところ無難な無地のベージュ系を選ぶ事になる・・・
今回はお話を伺うと、リビングには今までの時間をかけて選んでこられたアンティークの家具や照明がくるという。
お話を伺いながら私の中でイメージしながら何点かご提案し金額をご提示し
引っ越し前の打合せはここまで!
あとは引っ越し後、家具が入ったお部屋で事前に何点かお選び頂いたサンプルをご持参して現地採寸打合せ
お客様の感想は「引っ越ししてから決めましょうと言ってくれてよかった」と納得しながら生地を決めていかれました
アンティークの家具に合わせてお選び頂いたのはこちら
少し厚めのリネンレース、品ある光沢感が魅力のピンクベージュ色のタッセルをアクセントに
このレースの魅力的なところは・・・
表がボルドー、裏がブルーというダブルフェイスの生地、いわゆる2枚の生地を合わせているリネン
リネンならではの質感とフワッとした触り心地がきもちよく
裾から裏をチラ見せすると表情に深みが増してきます
うっとりしちゃうこの感じ、まるでリネンスカートのよう
カーテンをまとめているときにも一工夫、こんなまとめ方なんて裏もきれいな色合いだからできる技!
そしてアンティークの家具との写真がこちら
濃いめの家具の色とボルドー色、裏のブルーが効いてます
アンティークの照明との相性も抜群
こちらはアンティークのペンダント照明
カーテンレールも全体の色あいに馴染む様にブラス色、装飾金具も華美にならないよう少し控えめのデザイン
あくまでの主役はアンティーク家具や照明
アンティークの家具や照明は、お客様がお嫁入りの時に持参されたものから遠方まで実物を足を運んで選ばれたものまで様々ですがどれも愛着のある品々
そんなお気に入りの家具たちに合わせてて選ばれたダブルフェイスのレース
新築なのに昔からそこに居たかのような落ち着きのあるインテリアに仕上がりました
カーテンの決め方はお客様によって様々
その方の悩みや要望に合った一番いいご提案をしたいといつも思ってお話しています