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木の香りに包まれた家【リビング編】

今回ご紹介するのは、自然素材をふんだんに使い木の香りに包まれたお宅を新築されたお客様です。

木の扉に印象的なドアハンドル、ガラスも趣があって素敵です。

玄関入ってすぐのところに洗面コーナー。

ご主人こだわりの洗面ボウルが印象的。

寝室にはアンティークの照明。表情のある塗り壁も素敵です。

随所にこだわりが感じられるお宅。

今回はリビング編をご紹介します。

リビングには幅2M70㎝×高さ2M24㎝の大きな窓とその横に縦長のFIX窓。

四季が感じられる庭の雑木を窓越しに眺めて寛ぎたいというご要望。

邪魔にならず庭との一体感が感じられるそんなイメージで大きな窓にお選びになったのは、スペイン製のリネン素材の赤い花が印的な草木柄の生地。

スタイルは、上下に昇降するシェードスタイルに。生地は上部に溜まるので窓まわりもすっきりし、下まで降ろした時には1枚の絵がかかっているように見えます。

今回は、大きな窓だったので2分割。左右それぞれ好きなところで止める事が出来るので、窓の表情がリズミカルな印象に。

次に大きな窓の左横にFIX窓。こちらはあえて同じ生地にはせず、枠の内側に木製ブラインドとしました。まるで枠に組み込まれた桟のように、窓まわりがすっきり見えます。

窓のすぐ横に素敵な暖炉。防火面を考慮して、木製ブラインドがベストな選択!

窓が2つ並んだ場合、どんな商材を選ぶかで窓まわりの印象ががらっと変わってきます。また戸建てになると窓数も多く、何もなくてよい窓はどこかを整理するのも大切です。今回は、吹き抜け部分の手の届かないところに窓がありましたが、つけない方が建物のデザイン的にもすっきりしていますね。

リビングの生地とお揃いのクッション。ソファの上にさりげなく置いて頂けると、お部屋にまとまり感がうまれます。

はじめてお会いした時には、どんなカーテンを選べばいいのかイメージできないとおっしゃってたお二人でしたが、お部屋毎にこんな事をしたい!というイメージはしっかりとお持ちでした。

4回のお打ち合わせを重ねて、少しづつ頭の中のイメージを具体化できるようご案内し、会うごとにイメージを膨らまして頂き、現地でのお打ち合わせでは実際のお部屋で生地を合わせてご説明することで、スムーズに最終確認をすることもできました。

「夫婦で幸せな気分で過ごしています。カーテンに合わせて少しずつインテリアを整えていきたいです。」

とても嬉しいメッセージを頂きました。

自分らしい住まいにしたいけれど、どうしたらよいかわからない。お二人のお力になれた事が、とても嬉しいと思った瞬間でした。

次回はダイニング・書斎・寝室編です。

お楽しみに・・・