先日、リノベーションマンションへ住み替えされたお客様が、遠方よりご来店くださいました。
「リネンカーテンとKuTembeaを探して来ました」と。
どんな窓辺が心地よいか、じっくりと打ち合わせを重ねながら。
アクセントクロスがブルーのお部屋。
色々と悩まれた末にお選びいただいたのは、肉厚リネンドレープ「ツムギ – Tsumugi」の“海”
“海”という名前の通り穏やかな海を想像する 爽やかなブルー

厚みとやわらかさを兼ねた、斜子織リネン
平織りを基調としながら、経糸と緯糸を二重に組む「斜子織(オックスフォード織り)」で仕立てています。程よい厚みがありながら、リネン特有のナチュラルな素材感を持つこの生地は、豊かな水と空気に育まれた滋賀県近江の産地でゆっくりと織り上げました。さらに仕上げの段階で生地をやさしく叩きほぐすことによって、ソフトでふくらみのある風合いに。しっかりと頼もしいのに、リネンらしい柔らかさと、しなやかさが共存しています。

トップ染めが生む、奥行きのある表情感
糸をつくる前段階で染色を行うトップ染めリネンを採用し、一本一本の繊維の中に微妙な濃淡を宿しました。織り上げたときに現れる色のゆらぎは、光の加減や角度によって表情を変え、単色では得られない深みと奥行きを感じさせます。ミックス感のある布表面の陰影は、落ち着きと温もりを同時に感じさせ、カーテンとして窓辺に吊るしたときに穏やかで心安らぐ空間を生み出します。

マグネットタッセルで手繰り寄せることでリネンの表情がさらに豊かに。

継ぎ目のできにくい、広幅の麻生地
広幅仕様のため継ぎ目ができにくく、大きな窓でも布の流れをより自然に楽しめます。のびやかな仕立ては天然繊維と光が織り成すグラデーションを美しく際立たせ、リネンの質感をいっそう豊かに感じさせます。すっきりとした上質な存在感で、内装にやさしく溶け込み静かな佇まいを生んでくれる、使い勝手の良いドレープ生地です。

6色の色展開は、繊維の中に微妙な濃淡を含んだMIXカラー。奥深い色彩はどこか懐かしく、やさしい印象を与えます。ライトグレー、グリーン、オレンジ、ブルー、ネイビー、ブラウンと豊富な色数ですが、どれも穏やかで麻ならではのくすみを帯びた色調。派手さはないのに程よい存在感があって、幅広いインテリア空間に馴染みます。


「ご提案いただかなかったら、自分たちでは選ばなかった色。でもとても満足しています。」
そのお言葉が何より嬉しく。
窓辺は、暮らしの心地よさをつくる場。

その方にとって最適な一枚をこれからも丁寧にご提案していきたいと思います。
店内の窓辺にて
光の透け感や外からの見え方も体感いただけます。

