【カーテン施工事例】
茅ヶ崎を拠点に活動されている《Hiroto Tabata and Associates》田畑洋人さんからのご依頼のカーテンをご紹介。
田畑さんは、風景と調和し、生活に寄り添う建築を創造することを目指して日々設計をされています。
茅ヶ崎では茅ヶ崎FMのスタジオが記憶に新しいところ
茅ヶ崎北口の自然風景、南口に広がる海の街、そして音楽の街というイメージを内外装のコンセプトで設計されています。
今回は、子供服ブランドの事務所兼ショールーム兼倉庫のカーテン。
田畑さんが製作された図面とイメージパースを中心にお打ち合わせが進んでいきました。
イメージパースにより近い空間にするにはどんなファブリックがよいのか、サンプルで色味・質感・加工方法を確認しながらお打ち合わせを重ねていきました。
最終的に選ばれた生地は、ほんのりピンクベージュがかった起毛のファブリック。
【事務所スペース】
こちらがイメージパース
エントランス正面に広がる執務エリアを、円形にカーテンで囲う設計。
普段は業務に集中する場所ですが、隣接するスペースでは撮影やオンラインミーティングでは背景としての機能も持たせるため、開閉自由な柔らかい境界線としての役割を担います。
ウォールナット色とグレーの床に、深みのあるダークグリーンのカーペット。白い塗り壁と大理石調のテーブルの中で、上品なアクセントとして空間に寄り添います。
【ショールーム兼倉庫】
来客される方が最初に目にするのがこのスペース。
L字に設置されたカーテンは、ショールームの背景として商品を引き立て、奥に控える倉庫との視覚的な区切りにもなります。
こちらには、グレーにチョコレートをひとさじ加えたようなシックな色のカーペットが敷かれ、落ち着きのある上質な空間に。
イメージパースはこちら
こちらが実際の施工写真
ギャザーをたっぷりと寄せ、熱加工を加えて美しいヒダをつくる特殊な加工で、空間の質をぐっと高める存在に。
「シンプルで上質、そしてお客様をもてなす場所に」という想いに、カーテンがそっと寄り添う仕上りとなしました。
田畑さんの描いたイメージにより近づけるようご一緒させていただいた時間。
その中で「満足いただけた」というお声を頂けたことが、何より嬉しい出来事となりました。