今回ご紹介するのは・・・
茅ヶ崎を拠点に設計をされているHiroto Tabata and Associates , Architectsデザイナー田畑さんのご自宅のリビングダイニングのカーテン。
6年前に素敵にリノベーションされた家具のような美しいキッチン。
ダイニングの2か所の腰窓には、桐のブラインドにリネンのレースを。
桐のブランドは木の表情がとても美しく、そして軽いのが特徴。
グレージュ色のリネンレースを掛けてあげることで、移ろいゆく陽の光が部屋の中へ。
リノベーションされたアンティークグリーンの塗壁。
海外生活が長かったお客さまのセンスと相まって懐かしさと異国情緒あふれるインテリアに。
リビングには床までの掃き出しまどが1か所。
お選び頂いたのはスペインのリネンブランドのもの。
1960年代に初頭にバルセロナで設立されたファミリーブランド。
自社工場でコレクションを自社生産している希少なブランド。
リネンを熟知しているからこそのテキスタイルが充実。
流行に左右されない唯一無二のデザインがお客さまを魅了しています。
今回選ばれたのは本来の麻の風合いが感じられるざっくりとした生地のコレクションより
どれも可愛くて迷ってしまうラインナップ。
お店では色々と悩まれ、ご自宅へサンプルをお持ち帰り頂き、決定したのは赤の総刺繍。
それに合わせたリネンレースも赤。
同じブランドなので相性はばっちり
1窓だからこそ絵画のように感じられ、印象的な赤をお選び頂き大正解でした!!
以前からあったソファとの相性も抜群で、前からそこにあったかのように馴染んでいました。
生地の両サイドには無地の部分が10㎝程度あり、通常は余白は切り落としてカーテンとして製作しますが
今回はあえてその余白まで利用して両開きのカーテンとしました。
そうすることで余白の部分がボーダーのように感じられ、一段と素敵なデザインとなりました。
そう!!カーテンはデザインするかで色々な可能性を秘めているのです。
レースカーテンは室内に様々な表情で1日の陽の動きを届けてくれます。
ソファにずっと座っていたくなるそんな窓辺になりました。
リトアニア出身の奥様はご自宅でリトアニアの文化をご紹介されています。
人と人が集う空間。
楽しい時間を過ごして頂けますように。